グリル(魚焼器)の漏電・その2


 電気あれこれNo.93 「グリル(魚焼器)の漏電」 2009年11月14日に記載したグリルの漏電が再発したので2012年10月4日に再度ヒータを交換してもらった。修理代は10,710円也
であった。

 前回は都合で修理の立ち会いが出来なかったが今回は立ち会った。漏電の原因は上側のヒータは写真の様にきれいだが下側のヒータは魚などの焼き汁がヒータ保護管に直接かかり長年と言っても3年程度の使用で腐蝕が進み保護管に孔があき、焼き汁がヒータ部分に当たりそれが漏電になったようである。

 

 前回記載したが、漏洩電流が徐々に上昇していきある時間になると降下していくのは通電されるとヒータが熱膨張で破れた保護管の金属部に接触し、漏洩電流が流れる。ヒータは温度センサで入り切りするので切れた場合は電源が切れるので漏洩電流も止まりヒータの温度も下がり熱膨張も小さくなる。これの繰り返しでついにはELCBを働かすまでの漏洩電流が流れる。と言うのが私の見立てであるが如何。

 

 メーカーのサービスマンと言っても委託先の人であるがこれは壊れるものなので専用のグリルを買った方が良いような事を言っていた。次回壊れたらそれにするか、又は、圧力なべメーカーの出しているオールパンにしようかと思う。IHヒータに替える前はガスのグリルなので漏電の心配はなかった。

 

 それにしてもメーカは再発防止を考えてもよさそうなものだがサービスマン氏によると故障率云々と言ってメーカーは取り上げてくれない様なことも言っていた。どんならんメーカーである。

 

 他にはサービスマン氏が言うには、最近の電気製品は工場での組立作業を優先し、修理の場合はあれもこれも外すなどしないと中々修理が出来ないと・・・今回の修理も2時間弱かかってヒータを取り替えていた。サービスマン泣かせであるとの事であった。