ヒートポンプのサーミスターの地絡(アース)


年明け早々の5日(土曜日)の夜に風呂に入ろうとしてエコキュートの画面を見たが表示が消えている。なんでかなと思いエコキュートのELCB(漏電遮断器)を見るとオフになっている。オンにしてもすぐ落ちる。地絡(アース)やなと思った。暗いのと寒いので点検は翌日にすることにした。

 

翌日、まず、貯湯タンクのELCBの2次側のメガーを見ると1kΩである。こりゃあかんわと言う事でELCBの2次側の線を外してメガーを見ると基板は100MΩ以上であるが幹線は1kΩである。貯湯タンク側かヒートポンプ側かを見るためヒートポンプ側の入力線を外してメガーを見ると貯湯タンク側が100MΩ以上でここは問題なしである。

 

ヒートポンプ側を見ると1kΩである。ヒートポンプ側のどこかで地絡していることが判った。日曜日なのでダメもとでコールセンターに電話をしてみると受付だけをやったくれた。翌日、月曜日の午前10時過ぎに電話があり、今日12時頃に見に行きたいがOKか?との事であったので承諾した。

 

メガー測定の状況を説明をして、不良個所を特定してもらったが、部品が無いということですぐ手配をかけ翌日、火曜日の午後1時に来て対応してくれた。不良個所はサーミスター7個の内の1個の地絡(アース)であった。不良の原因はコンプレッサー側(ガス漏れ?)にあるようなので様子を見てくれと言う事である。修理代は消費税込み18,479円であった。

 

設置は2007年3月なので約12年を経過しているので寿命なのかも。補修用の性能部品の保有期間は製造打ち切り後10年なのでいまヒートポンプを交換しても・・・なので、貯湯タンク、ヒートポンプとも交換してはであった・・・。

 

そんな訳で様子を見ることにした。次回、気候の良い頃に故障してくれれば良いがそんな訳にもいかないだろうし、なんせ「ゼニ」のかかることである。

 

見難いが左上側の白いコネクタを外したものがサーミスター群(7個)

          基板                  点検修理中のサービスマン氏

   サーミスター群(7個)       地絡した不良サーミスター       正常サーミスター