温度試験の周囲温度


リタイヤ後も興味で温度試験を行う事がよくある。外気温(気温)については測候所のような通風筒の設備はできないので温度センサは外気に曝したままである。室温についても面倒くさいので温度センサをそのまま室内に置いてそれを周囲温度として温度試験を行っていた。

 

現役の頃はJIS C 4620 「キュービクル式高圧受電設備」の付属書に記載の0.5L以上の1種2号絶縁油を容器に入れてその油温を周囲温度としていた。キュービクル以外の温度試験の周囲温度でもそれを使っていた。

 

温度試験中に部屋の引戸を開け閉めすると風の影響で温度がふらつく、実際に温度センサをそのままにした場合と絶縁油の中に入れた場合の温度センサの変化を見た。絶縁油は直接外気に当たらず熱容量も大きいので戸の開け閉めによる風の影響も受けないので温度試験の周囲温度として適している。

 

家庭内で0.5L以上の絶縁油を3.5L程度の缶に入れて誤ってこぼすと大変なことになるので300CCの缶に250CC程度入れてどうなるかを確認した。

 

確認したのが下の写真と記録状況。