周波数変換


 ネットで見た電気事業連合会の資料によれば周波数変換の現状は下記の様である。 
 
 周波数変換装置(FC) しゅうはすうへんかんそうち frequency converter  
 
 周波数の異なる2つの交流系統の連系を目的とした変換装置をいう。日本の場合、東日本では50Hz、西日本では60Hzと2つの周波数の電気が存在しており、その接壌地帯に周波数変換装置(FC)を設置することで異周波数系統間の電力融通を可能としている。 
 
日本最初のFCは、1965年に運転開始した佐久間FC(30万kW)であり、77年に新信濃1号FC(30万kW)、92年に新信濃2号FC(30万kW)が運転開始し、さらに06年に東清水FCが一部運転開始(10万kW)した。東日本大震災をきっかけとした需給逼迫を受け、東清水FCでは緊急対策を行い一時的に、能力を13万kWに引き上げた。さらに30万kW運用13年2月に開始した。これにより東西融通は120万kWになった。 
 
 2020年度中には210万kWに引き上げる事はすでに決まっているが、9月14日の北国新聞朝刊によれば2026年度中にさらに90万kWを上積みし300万kWに増強する計画のようだ。

 50Hzと60Hzの周波数統一の話は過去何回かあったようだが・・・平成24年2月16日資源エネルギー庁から周波数統一の資料が出ていたので載せた。 
 
 電気あれこれの「No.6」と「No.129」もこれに関する事を多少のせたが、私からすれば費用は10兆円以上かかると思うし、かつ、切替えに困難が伴うかも知らないが50Hzを60Hzに政治主導で統一すればいいと思っている。 
 
 医療費が年間40兆円を超えるというバカげた事を平気でやっている事を考えればもう少し理屈な事を考えたらと思うが・・・健康寿命の直前でのPPKが理想と思うが・・・